大阪の鶴橋は関西最大のコリアタウン
皆さんは「鶴橋」という街をご存じでしょうか?
大阪の生野区という、あまり上品ではない、どちらかと言うと少しガラが悪そうな場所にある街です(笑)
この生野区、特に鶴橋は昔から韓国人、在日韓国人が多いことで有名でした。
大阪人にとって鶴橋とはキムチと焼肉のの匂いと韓国語が飛び交う「キムチの聖地」。
「本物のキムチを食べたければ鶴橋に買いに行け」
これはもう大阪人共通の認識と言っても過言ではありません。
正直、私がまだ学生だった頃は鶴橋は「治安悪めのディープな焼肉の街」のイメージしかありませんでした。
でも今は違います!
多くの若者が訪れる、おしゃれでちょっぴりディープなコリアタウン。
今回はその鶴橋にキムチを買いに行きつつ、鶴橋商店街やコリアタウンを勝手に紹介させていただきます!
大阪にお越しの際はぜひ、この鶴橋・生野コリアタウンにも遊びに来てくださいね♪
という願いを込めて(笑)
今回は鶴橋商店街編になります!
西日本最大!鶴橋・生野コリアタウンへようこそ
生野コリアタウンのある街「鶴橋」へはJR大阪環状線、大阪メトロ、近鉄電車で行くことができます。
https://tsurushin.com/access/より
JR大阪駅から鶴橋までは約16分。
JR天王寺駅から鶴橋までは約5分。
今回、私はJR大阪環状線を利用して鶴橋まで行きました。
改札を出るとそこは鶴橋商店街だった
電車から降りて中央改札口へと向かいます。
改札を出て右を向けば「鶴橋商店街」が!
JR鶴橋駅にはもう一つ西口改札がありますが、西口改札からでも商店街はすぐ。
どちらの改札から出ても特に問題はありません。
中央口側にはコリアタウンへの道のり案内があります。
ちょっと気になるのがこの案内。
生野コリアタウンまでは鶴橋商店街の中を通っても行くことができます。
それなのになぜか商店街の中を通らない道のりを紹介しているんですよね。
これはたぶん、大阪以外の地域から観光に来た人が商店街の中を通らないように仕向けているのではないかと思います。
商店街がディープすぎるから。
大阪慣れしている観光客の方でないと、ある意味ショックを受けるというか。
「怖いな」と感じる人もいるかも知れないので(笑)
というのは冗談で、鶴橋商店街はなかなかに迷宮のような商店街。
初めて行く人は迷ってしまう可能性が高いです。
それでも東へ東へと進んでいけばいずれ大通りの疎開道路に出ます。
どうせなら商店街の中を歩いて行った方が楽しいですよ♪
鶴橋商店街は「オモニの世界」
コリアタウンと言えばまずは東京の新大久保。
私は新大久保のコリアタウンにも行ったことがあります。
新大久保のコリアタウンはK-POPの街ですよね。
K-POPのアイドルグッズの店が並んでいて。
そして韓国料理レストラン・カフェ、韓国オシャレスイーツ。
やっぱり東京ということもあって韓国の流行が集まる街。
そんな感じがしました。
でも鶴橋・生野コリアタウン、特に鶴橋商店街はもう完全に「オモニの世界」。
オシャレとかではなく、「昔ながらの韓国の生活そのもの」みたいな場所なんです。
この鶴橋商店街ですが、実は合計6つの商店街・組合から構成されています。
ややこしいので今回は6つ全部ひっくるめて「鶴橋商店街」と表記しますね♪
それではオモニの迷宮「鶴橋商店街」の中を歩いてみましょう!!
もう行くところ行くところ「キムチ、キムチ、キムチ」ですよ(笑)
そして「チヂミ、チヂミ、チヂミ」。
さらに「キンパ、キンパ、キンパ」
ちょっぴり圧が強めのオモニの客引きも鶴橋ならでは。
もちろんキムチ屋さんだけではなく、チマチョゴリなどを扱った衣料品店などもたくさんあります。
とりあえず一言で言うと「え?ここ韓国なの?」と錯覚してしまう世界が広がっています。
2021年度版鶴橋商店街のマップ(https://tsurushin.com/access/)
おすすめの人気のキムチ屋さん
普通に観光に来たらなかなか買って帰ることができないと思いますが、人気のキムチ屋さんを紹介しておきますね💛
韓国好きな若い子たちはコリアタウンでキムチやヤンニョムチキンなどを買って宿泊するホテルに持ち帰って食べるという「渡韓ごっこ」をして楽しんでいる人もいるんだとか。
そう、日本にいながら韓国にいる気分になれるようなことをするのが「渡韓ごっこ」。
人気のキムチ屋さん「岡村商店」
いつもお客さんで賑わっているキムチ屋さん「岡村商店」。
こちらのキムチは韓国のキムチコンテストで金賞を受賞したこともある絶品キムチ。
そしてキムチの種類もかなり豊富です!
キムチの値段は小さいサイズが500円、大きいサイズが1000円といった商品が中心。
チェおばさんのキムチ
JR大阪環状線の西口から商店街に入ってすぐの場所にあります。
チェおばさんのキムチはキムチだけなく、キンパやチヂミも美味しいと人気です。
店内でイートインも可能。
キムチは500円~。
チヂミやキンパも350円~とお手頃価格です!
キムチランド
こちらはキムチ屋さんというより、韓国食品のスーパーマーケットに近いです。
鶴橋商店街のキムチ屋さんは結構グイグイ売り込んでくるお店が多いので、そういうのが苦手な人に向いているお店です。
スーパーマーケット方式なので好きなキムチを自分で取ってレジに持って行くスタイル。
もちろん店員さんに声をかけて自分の好きな組み合わせのキムチを取ってもらったりすることもできますよ♪
韓国のカップ麺やお菓子も一緒に買えるので便利ですよ!
今回、私は鶴橋商店街ではなく生野コリアタウンでキムチを買う予定。
商店街の中のキムチ屋さんは眺めるだけ。
そして商店街を散策しつつ西へと進んでいくとやがて商店街が終わり、大きな通り「疎開道路」へ出ます。
疎開道路は大きめなスーパーやK-POPのグッズのショップが多い
商店街が迷宮のようにゴチャゴチャしているので、疎開道路に出ると急に視界が広がる感じがします。
この疎開道路を南へ歩いて行くと生野コリアタウン。
でもそこまでにもいくつかの韓国食品などを売るスーパーや、K-POPのグッズショップが並んでいます。
鶴橋クラス(笑)
韓国の学校をイメージした食堂「デチョルはペゴパ学校」。
映える韓国料理で人気の店です。
その「デチョルはペゴパ学校」が最近スーパーマーケットをオープン。
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「デチョルはペゴパ学校・売店」です。
女性客が吸い込まれるようにどんどん店内に入って行ってました。
とりあえず私も入ってみることに。
インスタント麺や冷凍食品、お菓子が並びます。
もう見てるだけで楽しくなります。
でしょ?
時間がいくらあっても足りない鶴橋・生野コリアタウン
いろいろなお店を眺めつつ入りつつしていると時間があっという間に経ってしまいます。
コリアタウンに着くまでにも鶴橋商店街や疎開道路のお店に目移りばかり。
ちっとも前に進めません(笑)
コリアタウンでキムチを買うお話はまた次に!
以上、みおさんでしたー