岡山市へ行く用事ができたので少し足を延ばして豊島へ行ってきました!
大阪から岡山なら日帰りでも全然行けるのですが、職場の部下から耳寄りな情報をもらったので前乗り1泊することに。
その耳寄りな情報とは岡山県の玉野市というところに競輪場に併設されたホテルがあって、そこがめちゃくちゃオシャレで可愛いとのこと。
そのホテルの名は「KEIRIN HOTEL 10」。
私は競輪はそんなに興味はないのですが、大の自転車好き。
調べてみたら宿泊費もそんなに高くなかったので好奇心がムクムクと湧いて泊ってみることにしました。
▼KEIRIN HOTEL 10の宿泊レビュー記事はこちら!
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【競輪・自転車好き必見!】KEIRIN HOTEL 10 by 温故知新に泊ってきました!
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KEIRIN HOTEL 10があるのは玉野市の宇野港の近く。
だったら宇野港からどこか瀬戸内海の島に行ってみよう!
そう考え、チョイスしたのが豊島(てしま)でした。
直島に次ぐアートの島「豊島」へようこそ!
宇野港から行ける島と言えば、一番有名なのが「直島」。
草間彌生さんのかぼちゃのオブジェクトで有名な島です。
「Benesse Art Site Naoshima」というプロジェクトにより「アートな島」として国内外から注目を集めています。
私は2020年のコロナ禍の直前に直島には行ったことがあります。
めちゃくちゃ良かったし、時間があまりなくて周れなかった場所もあったのでもう一度直島に行くのもアリだと思っていました。
が、しかし!
時期はゴールデンウィーク真っただ中。
コロナもひと段落してインバウンドの観光客も増加中。
となると、直島は激混み必至。
というわけで、直島より規模の小さい「豊島」の方が落ち着いて観光できるかと思い豊島を選びました。
Benesse Art Site Naoshimaって何?
瀬戸内海のアートな島と言えば直島なのですが、直島だけではなく豊島・犬島もBenesse Art Site Naoshimaのプロジェクトにより島がアート化されています。
はい、とてもいい質問ですね。
Benesse Art Site Naoshimaとはその名の通り、あの進研ゼミなどでお馴染みの「ベネッセ」によるプロジェクト。
ベネッセの前身である「福武書店」の創業者・福武哲彦氏は岡山県出身。
Benesseの本社も岡山市です。
「瀬戸内海の島に世界中の子供たちが集える場所を作りたい」との想いを抱いていた福武哲彦氏。
そして「直島に教育的な文化エリアを開発したい」との夢を描いていた当時の直島町長・三宅親連氏。
そんな2人の想いが見事にマッチング成功!!
この2人会談を機に直島を開発していくことになりました。
それから30年。
プロジェクトは直島を越え、豊島・犬島、小豆島・女木島まで拡大。
各島に美術館が開館され、さらに様々なアートプロジェクトが現在も進行中!!
Benesseさん、素晴らしいです!
豊島へのアクセス
豊島へのアクセスは大きく分けて2通り。
- 岡山県玉野市の宇野港からフェリー(小豆島豊島フェリー)
- 香川県高松市の高松港からフェリー(豊島フェリー)
豊島には2つ港があります。
家浦港と唐櫃港。
レンタサイクルやバイクをレンタルする場合は家浦港がおすすめです!
▼各港の場所
▼宇野港から豊島への時刻表
料金は家浦港行き780円(小人390円)が、唐櫃港行きが1050円(小人530円)です。
▼高松港から豊島への時刻表
高松からは豊島の家浦港行きのみです。
料金は1350円(小人680円)。
他にも直島から豊島、犬島から豊島など、島から島へもフェリーで移動できます。
詳しい情報は豊島観光ナビをご覧ください!
宇野港から豊島へ
私は大阪からまずはJR山陽本線で岡山へ。
そして岡山からJR瀬戸大橋線(児島行き)、JR宇野線を乗り継いで宇野へ到着。
JR宇野駅からは徒歩5分ほどでフェリーチケット販売所に行くことができます。
建物内の右側が直島行きフェリーのチケット売り場。
左側に豊島行きフェリーのチケット売り場があります。
写真を撮ったときはそうでもなかったのですが、あっという間にフェリーに乗る観光客の人たちでごった返してしまいました。
やっぱりゴールデンウィークですね💦
宇野港から豊島へ行く船は「フェリー」と「旅客船」の2種類があります。
単純に船のサイズが違います。
フェリーの方が大きく、船内をウロウロしたりしやすい感じでした。
自動車や自転車を載せれるのはフェリーだけなので時刻表で確認してから乗る船を決めることをお勧めします。
私が乗ったのは11:10宇野港発のフェリーでした。
宇野港から宮浦港までは約40分。
唐櫃港までは約1時間の船旅となります。
豊島のメインとも言える「豊島美術館」は唐櫃港からの方が近いです。
そう思い唐櫃港で下船したのですが、これはちょっとミスったかもしれません・・・
豊島のレンタサイクル事情
私が当初考えていたこの日のパーフェクトプランは
「豊島の唐櫃港で下船し、
港近くのレンタサイクル屋さんで自転車を借りる。
そしてレンタサイクルに乗って
豊島美術館などの島アートを巡る。」
というものでした。
ところが・・・
唐櫃港のレンタサイクル、全て貸し出し中
という悲劇に見舞われてしまいました(泣)
しゃーなしで島内の移動は徒歩に・・・。
※バスでの移動も可能です。
島内を歩いていると同じフェリーに乗っていたけど家浦港で下船して行った人たちが快適そうに自転車で駆け抜けていくのを何度も見ました。
おそらく(特に大型連休などの繁忙期は)家浦港で下船してレンタサイクルを借りる方が確実ですね・・・
家浦港の近くには5軒ほどレンタサイクルできる場所があります。
土庄町電動レンタサイクル(事前予約不可)
レンタカーあき(事前予約可、電話のみ)
緋田石油(事前予約可、電話のみ)
NPO豊島PPプロジェクト(事前予約可、ネットまたは電話)
瀬戸内カレン(事前予約可、ネットのみ。当日予約もOK)
瀬戸内カレンでは電動スクーターもレンタルできます。
というわけで!
レンタサイクルを借りる場合は家浦港で下船するのがおすすめです!
※大型連休中以外や平日などは唐櫃港のレンタサイクルも空きがあると思います!
ちなみに唐櫃港のレンタサイクル屋さんは「午前中に到着する船に乗る方は予約が可能」とのこと。
私はギリギリ午後の到着便だったので予約ができなかったのも敗因の一つですね・・・。
からと港レンタサイクル
住所:香川県小豆郡土庄町豊島唐櫃2556(唐櫃港より徒歩1分)
営業時間:8:00~17:00
保有台数:電動自転車:22台 普通自転車:5台 電動バイク:5台
【料金】
- 電動自転車:4時間 1,000円 一日 1,500円
- 普通自転車:1時間 100円
- 電動バイク:4時間 2,000円 一日3,000円
家浦港に乗り捨てする場合プラス300円(※手荷物がある場合さらにプラス200円)
事前予約:午前中到着便の方のみ。電話予約(090-1000-0065)
豊島へのアクセス&レンタサイクルまとめ
話が長くなってしまいそうなので実際に島に上陸してからの観光の続きはまた別の記事にまとめますね(笑)
今回、私が一番伝えたいことは、、、
旅行シーズンに豊島に行くなら船は家浦港で下船。
家浦港近くでレンタサイクルを借りるべし!
ということです。
ただし、強がりなどではなく本心ですが、
唐櫃港から家浦港までの距離は徒歩移動も全然可能。
ゆっくり島歩きするのもそれはそれで楽しかったですよ!!
いや、でも本当にたくさんの絶景に出会えました。
豊島、素晴らしかったです!
以上、みおさんでしたー
▼宇野港周辺のホテル