【無念！】伊根の舟屋・油屋の海鮮丼が幻に終わった日｜青春18きっぷ

 

京都丹後鉄道に乗りたくて青春18きっぷの旅に出ることにした夏の終わり。

JR福知山駅から京都丹後鉄道「あおまつ号」に乗り換え、たどり着いたのは宮津駅。

 

過去の記事

【海の京都ぶらり一人旅】京都丹後鉄道の観光列車に乗りに行こう！

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目指すは伊根の舟屋。

 

美味しい海鮮丼を食べに行こう！！

 

伊根の舟屋と海鮮丼と

 

丹鉄こと京都丹後鉄道の宮津駅からは丹海バスで伊根の舟屋に行くことができます。

 

 

 

バス停宮津駅からは５番、７番、8番、9番のバスが伊根方面へ向かうバスです。

丹海バス公式ホームページ

 

バスの運賃は確か400円だったと思います！

 

 

小1時間ほど乗車したら伊根の町です。

 

大丈夫！ほとんど寝てたから。

 

 

立ち並ぶ舟屋に感動する

 

バスが無事、伊根に到着。

私は「伊根湾巡り日出」という駅で下車しました。

 

地図上では左端の14番の部分。

 

伊根浦散策MAPはこちらからダウンロードできますよ！

伊根湾散策MAP

 

海沿いにしばらく歩くと、徐々に伊根の舟屋群が見えてきます。

 

舟屋は建物の１階部分が船着き場になっています。

2階が人々の暮らす居住スペース。

よく１階部分が車のガレージになっている一戸建ての家がありますが、それの船バージョンですね！

伊根にはこの舟屋が伊根湾に沿って約2.5ｋｍくらい立ち並んでいます。

その数およそ230軒ほど。

 

 

 

 

 

エメラルドグリーンの海に立ち並ぶ舟屋。

まさに壮観です！

思わず「おぉ！」と声が漏れてしまいました。

 

 

街並みもめちゃくちゃイイ感じの雰囲気！

 

 

レトロな町並みがキュンです。

 

そして感動がさらに膨らんだのは・・・

 

この透明感！

海がめっちゃキレイ！！

もう、伊根に着くなりずっとハイテンションです。

 

ひたすら写真を撮りながら伊根の町をぶらり散歩。

いい時間でした。

 

 

伊根で人気No.1！油屋の海鮮丼

 

写真を撮りながらウロチョロと歩き回っているうちにお腹が空いてきました。

 

さぁ待ちに待ったランチターイム！！

 

ランチのメニューはもう決めてます！

伊根で人気No.1のお店。

 

 

油屋は丹後・奥伊根温泉がウリの温泉旅館。

奥伊根温泉 油屋

その油屋が運営する食事処が「道の駅　舟屋の里 伊根」にあるんです。

ここで食べれる海鮮丼が美味しいと大評判なんです。

 

それがこちら！

どーん！

海鮮丼　2000円

 

伊勢湾で水揚げされた新鮮な魚を使い、海の幸を知り尽くした職人さんが丁寧に調理した海鮮丼。

 

土日なら１時間待ちは必至。

 

伊根で海鮮丼を食べるなら断トツで油屋がおすすめ💛

私も１時間待ち覚悟で油屋に向かいました。

 

道の駅「舟屋の里 伊根」で途方に暮れる

 

油屋がある道の駅「舟屋の里 伊根」は少し高台にある見晴らしのいい公園になっています。

 

 

舟屋の里 伊根まではバスでも行けますが、階段を使って徒歩で行くことも可能。

⑧が舟屋の里伊根。

バスで行くなら「舟屋の里公園前」で下車。

階段で行くなら⑧の少し右側に緑の矢印があるのですが、そこから階段を上ることができます。

 

 

私は無駄に歩くのが好きなので階段で行きました。

そこまで長い階段ではなかったのですが、わりとしんどかったです（笑）

 

階段を利用して道の駅「舟屋の里 伊根」に到着！

高台になっているだけあって、見晴らしがいいです。

 

 

趣のある伊根の舟屋群が見渡せます。

しばし景観を楽しみます。

 

この日はあいにくの曇り空でしたが、天気がいいと最高だろうな～。

さぁそれでは油屋へ向かいましょう！！

 

 

道の駅「舟屋の里 伊根」の1階が油屋。

２階は同じく油屋が運営する食事処「舟屋」というレストラン。

 

海鮮丼が食べれるのは１階の油屋の方。

 

１時間待ちは必至なので覚悟をして建物の中に入ります。

 

入った瞬間、目の前に「油屋」と書かれた看板を発見！

 

ここか！

おっと誰も並んでないじゃないか！！

 

ラッキー！！！

 

タイミングが相当良かったのか、誰も並んでいなかったんです。

心の中でガッツポーズ。

 

いやでもちょっと待って？

看板の隣に何かあるんだけど？

 

 

 

誰も並んでいない？

それもそのはず。

だって臨時休業なんだもん。

 

食事処 油屋の定休日は水曜日。

 

今日、日曜日なのになんで！？

 

 

ショックと謎の恥ずかしさで臨時休業の看板の写真を撮ることさえできず、そそくさと建物の外へと逃げました。

 

 

いや、もうなんか恥ずかしくって💦

１時間待ち必至のわりに、人が少ないし、駐車場の車も少なかったんですよね💦

 

海鮮丼食べる気満々だった自分がなんだか恥ずかしくって・・・💦

張り切って店に行ったら「臨時休業」だなんて・・・

 

めちゃくちゃ楽しみだったのに。

めっちゃくちゃ楽しみだったのに！！

 

すれ違う人が振り返るくらいの勢いで階段を下りて「舟屋の里 伊根」から立ち去りました。

 

 

 

 

失意の中、ぶらり旅再開

 

伊根って小さい町なんです。

正直、ご飯屋さんがたくさんあるわけじゃない。

 

しかも私は油屋以外のお店は何一つ調べていませんでした。

 

どの店がいいのかわからない・・・

 

こういう時に知らない店に平気で入れるタイプの人なら「じゃあこっちの店にしよう！」なんて簡単に別の店に入れるはず。

ただ私は、一人でご飯屋さんに入るのがかなり苦手。

もうどうすればいいのかわからない。

OMG・・・

 

 

ところどころに店はあるのですが、なかなか入る勇気が出てきません。

もういい、お昼は諦めて伊根の舟屋を満喫しよう！

 

というわけで、ひたっすら歩き続けました（笑）

 

 

失意の中でも伊根の町は美しかったです。

 

 

 

 

 

 

空腹さえ忘れさせる美しい町・伊根

 

伊根の町って本当に趣があって美しくて空腹さえ忘れちゃいます。

帰りのバスが来る時刻ギリギリまで街並みや舟屋を見て回り続けました。

 

 

再び長い旅が始まります。

バスで１時間、京都丹後鉄道で１時間、JR福知山駅から大阪駅まで２時間強。

 

 

お腹はぺっこぺこだけど、心の中は美しい伊根の町の記憶でいっぱいです。

自分で撮った写真の確認などをしている間にあっという間に大阪に着きました♪

 

 

本当に雰囲気がすごく素敵です。

海と共に生きる町、海と共に生きる人。

 

穏やかな伊勢湾の中を小さな漁船が静かに動いていく景色。

 

ゆっくりと流れる時間。

 

今回は乗りませんでしたが、遊覧船もめちゃくちゃいいんだろうなぁ～。

伊根湾巡り遊覧船

 

 

 

幻に終わってしまった油屋の海鮮丼のためにも、必ずまた伊根の舟屋には戻ってこよう。

心に固く誓いました。

そしてどんなハプニングが起き、どんなショックを受けようとも、写真を撮ることだけは忘れないでいよう。

 

以上、みおさんでしたー

 

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