ついにサイコロきっぷで倉敷に行く日が来ました!!
行き先が倉敷に決まったものの、なかなか日程が決まらなかったサイコロきっぷの旅。
1泊2日の日程で自転車旅行をすることにしました。
- 1日目は倉敷から児島を経由し瀬戸大橋へ
- 2日目は倉敷から尾道または三原まで走ってそのまま大阪に帰る
そんな計画を立てました。
台風が来て予定が決めれずかなり翻弄されましたが無事出発できました!
それでは倉敷への自転車旅にレッツゴー!!
サイコロきっぷで倉敷へ!
今回は自転車旅ということで、できるだけ荷物を少なくする必要がありました。
実は、日帰りでの自転車旅行は何度もしていますが、泊りで自転車旅行をするのは初めて。
荷物を全部リュックに入れて背負いながら走るので、可能な限り軽くしたい。
今回は本当に最小限の荷物でした。
水色で囲んでいる部分が自転車を入れるための専用の袋とそのための道具です。
これが意外とかさばる・・・。
荷物はこの写真に写っているものと、あとはスマホのバッテリーや充電ケーブル、パンク修理キットなどの小物だけ。
リュックが小さいのでお土産を買うこともできそうにありません💦
でもそれは自転車旅の宿命。
お土産よりも記憶の中に残る思い出重視で頑張ります!
倉敷まで自転車と共に鉄道旅
出発の新幹線は7:11の「のぞみ博多行き」。
自宅から新大阪までの移動も自転車です。
朝6時前には家を出て、新大阪の駅で自転車を専用の輪行袋に入れます。
そして6時55分くらいに準備完了!
ここだけの話ですが新大阪の周辺ってあまり治安が良くないんです。
ガラが悪いというか、けっこう変な人が多い。
早朝から自転車をばらして袋詰めにしてると嫌でも目立ちます。
(むしろ私も変な人の1人なのかも?)
変な人に声をかけらないようにハイスピードで準備しなくてはなりません。
焦れば焦るほど時間がかかるんですけどね(笑)
自転車を抱えながら改札を通り、ホームで新幹線を待ちます。
時刻通りに新幹線が到着。
私は要予約の「特大荷物スペース付き座席」。
車両の一番後ろの部分です。
ちなみに予約せずに特大荷物を持ち込んだ場合は手数料を1000円支払わなくてはならないのでご注意くださいね💛
一応自転車は予約が不要となっていますが、「じゃあどこに置くねん?」って感じなので予約しました。
荷物棚にはとても上げられないし、普通の座席に持ってこられたら他のお客さんに迷惑でしかないですもんね。
新大阪から岡山までは1時間と少し。
座席に座りスマホをいじっている間に岡山到着です!
岡山からは在来線に乗り換えて倉敷へ向かいます。
在来線につながる改札を出てすぐの乗り場から倉敷方面の電車が出ています。
ちょうど時間は午前8時過ぎ。
平日だったのでホームに降りたら通勤客や通学客でごった返していました。
満員電車に自転車を持ち込むのは気が引けるので、ラッシュが終わるまで待つしかありません。
幸い、1本電車を見送ったらそれがラッシュの最後だったらしく、急激にホームはガラガラに。
安心して自転車を載せることができました!
岡山から倉敷までは18分。
さぁ倉敷に到着です!!
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不要な荷物はロッカーに預けてサイクリング開始!
倉敷に到着したらさっそくサイクリング開始!
と言いたいところですが、この日は倉敷から瀬戸大橋方面へ行き、また倉敷に戻る予定。
つまりリュックの中の不要不急な荷物(着替え、輪行グッズ)は置いて行ってもいいわけです。
倉敷駅の改札は2階。
ロッカーも2階にありますが、駅の構内で自転車を組み立てるのはアレなので1階に下ります。
水島臨海鉄道に向かう階段を下り、まっすぐ歩くとレンタカー屋さんがあります。
その敷地内にコインロッカーがあるのでそこを利用しました!
ちなみに倉敷駅周辺のロッカーをネットで探したとき、このレンタカー屋さんのコインロッカーは300円という情報を見つけたのですが・・・
400円に値上がりしてました!
という、あまり役に立たない情報を残してサイクリングに出発です!!
茶屋町児島自転車道・風の道、そして瀬戸大橋
倉敷から6~7km離れたところにある「JR茶屋町駅」(岡山から出ている宇野線・瀬戸大橋線の駅)。
そこから「茶屋町児島自転車道」があるので、その道を利用してまずは児島へ向かいます。
快適すぎる!茶屋町児島自転車道
茶屋町にはかつて「下津井電鉄」という、今は廃線になった鉄道が走っていました。
その廃線跡を利用して自転車道にしたのが「茶屋町児島自転車道」。
自転車道と言っても自転車専用ではなく歩行者も歩いているのでスピードの出し過ぎには要注意!
散歩している地元の人たちも多くのどかな風景が広がる道でした。
駅舎などは残っておらずところどころにポツンと駅標が立っています。
児島まではおよそ13~14kmでしたが、信号の少ない快適な道で予定よりも早く児島に着きました!
残念過ぎる「風の道」、でも瀬戸大橋は最高!
児島と言えばジーンズの聖地!
私は2年前の2020年、コロナで世界中が混乱する直前に児島に来たことがあります。
-
【こんなはずじゃなかった!】誰もいないジーンズの聖地|岡山・児島
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その時に児島に「風の道」というサイクリングロードがあると知り、いつか自転車で走りに来たいと思っていたのです!
おめでとう!
「風の道」は茶屋町児島自転車道と同じく下津井電鉄の廃線跡を利用したもの。
下津井電鉄時代の駅舎は観光地として残されています。
そしてそこから「風の道」がスタート。
ドキドキしながら旧児島駅へ。
この駅を通り抜けると「風の道」です。
駅舎の中にはサイクルラックも設置されていて嫌でもテンションが上がってしまいます。
期待に胸を膨らませ「風の道」へ!!
しかし・・・
砂利道・・・。
ロードバイクに乗る人なら分かっていただけると思うのですが、ロードバイクは砂利道に弱いんですよ💦
タイヤが細いから、砂利道だと滑って転倒する可能性が高まるんです。
一応、数メートル走ってみたのですが、やっぱりカーブする時などはかなり注意しないと危険そう。
「他の道、通ろうかな・・・」
切ない思いを抱きしめながら「風の道」を去りました。
安全第一!
無理は禁物!
普通のアスファルトの道路を走って瀬戸大橋へ向かいます!
余談ですが、この旧児島駅でお手洗いに行ったんです。
その時に初めて気づいたのですが、朝から私、ズボンのチャック全開でした。
児島から数キロ南に行くと鷲羽山という山があり、そこの展望台から瀬戸大橋が見えます。
山と言っても、100メートルちょっとで緩やかな坂道。
坂が大嫌いな私でも余裕をもって登り切れました!
じゃん!
瀬戸大橋です!
朝から薄曇りの天気でしたが、ちょうど展望台に到着した頃から晴れ間が広がってきました。
おかげでいい写真が撮れました💛
瀬戸内海にかかる瀬戸大橋、壮大で美しかった!!
下津井でランチ♬の予定が・・・
時間はもうお昼の12時。
そろそろランチに向かいたい時間です。
ランチは海沿いの町「下津井」にあるおしゃれなカフェに行く予定。
そう、下津井電鉄の終点が「下津井」なんです。
すぐ隣に「風の道」。
切ない・・・。
Google mapの指示に従いながら、「この道で本当に合ってるの?」という道を通りつつ下津井へ。
下津井界隈はちょっと道が複雑なのでご用心!
どうにか旧下津井駅にたどり着きました。
周辺には過去に使用していた車両もあって、なかなか楽しめる場所でした。
下津井、めちゃくちゃ良かったですよ♪
こういう「海の町」大好きです。
さて、私がランチに訪れようとしていたのは「下津井「蔵」珈琲 Kula-n」というお店。
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このボトルに入ったドリンク!
これに惹かれてこの店に決めました!
ところがどっこい・・・
み、見つけられねぇ・・・
下津井は「むかし下津井回船問屋」を中心に江戸時代の商家や蔵が残るレトロな町並みが見どころの1つ。
そのレトロゾーンにあるはずのカフェがいくら探しても見当たらない。
多少道に迷ったり、下津井駅ではしゃいで写真を撮りすぎたタイムロスが重くのしかかります。
14時までには下津井を発ちたいと思っていたのに、時間はすでに13時半。
む、無念…
いいもん、そんなにお腹空いてなかったし!
見当たらないカフェ探しばかりしてても仕方ない。
あと少し街を散策してから倉敷に戻ろう。
気持ちを切り替えます。
下津井から見る瀬戸大橋も最高でした!
後日改めて調べて判明しました!
私が行きたかった下津井「蔵」珈琲Kula-nは吉井商店という店の中を通り抜けた先にあったみたいです。
吉井商店には特に看板などなかったので少し分かりづらいですね💦
いや、私の下調べ不足でした・・・
そして再び倉敷へ
下津井から児島、児島から茶屋町、茶屋町から倉敷駅へと帰りは行きと真逆のルートを通って帰ります。
下津井脱出までに多少時間がかかりましたが(笑)
Google map通りに進んでいるはずなのに、曲がるべき道を通り過ぎたり、行くべき道を見失ったり・・・
ここ通っていいの!?っていう道ばかりなんです(笑)
でもそのおかげで思いがけず「イイ感じの景色」を発見したりもできて楽しかったですけどね💛
倉敷に戻ったらとりあえず何か食べないと!
何かっていうか何を食べるかはもう決めています♪
でも旅は何があるか分からない!
行きたかった店が見つからない事なんて日常茶飯事!
できるだけ早く倉敷に戻って食べたいものを食べなくちゃ!
でもそれはまた次回のお話で💛
以上、みおさんでしたー
サイコロきっぷ倉敷自転車旅