海が見える絶景温泉「銀波荘」
ロードバイクで神戸から赤穂へサイクリングする計画を立てていた時のこと。
職場の部下に言われたんです。
「赤穂に行くならめちゃくちゃいい温泉ありますよ!」
教えられるままにネットで検索して赤穂温泉を調べたところ・・・
な、なんて素敵なの?行く!絶対に行く!
ということで神戸スタートのサイクリングの最終目的地は赤穂温泉「銀波荘」に決まりました!
はりまシーサイドロードを越えて赤穂温泉へサイクリング!
そもそもなぜ赤穂へ行こうとしていたのか?
それは「はりまシーサイドロード」の存在を知ったから。
海沿いの道をロードバイクで走る自分を想像して、どうしても行きたくなったんです。
ただ大阪から自転車で出発するとあまりにも遠いので、出発地点は神戸。
ゴールをどこにするか迷っていました。
帰りは電車で大阪まで帰る予定。
自転車をバラして専用の袋に入れて電車に乗らなくてはなりません。
この大きい自転車の入った袋を置くベストポジションは先頭または最後尾の車両。
その位置を確保するためにはできれば始発駅から電車に乗りたい。
そうなると「播州赤穂駅」がピッタリだったんです!
スタートはJR新長田駅
スタート地点は神戸のJR新長田駅から。
三宮や元町は早朝でもある程度人の動きがあるし、一度ばらした自転車を組み立てる作業があるので、大きいけど人は少ない駅をチョイス。
早朝の爽やかな空気の中、快調に走り始めます。
明石市の「魚の棚商店街」朝早いので店はまだ閉まっています。
忽然と姿を現す大きな岩山。
高砂市は採石遺跡がいくつかあります。
特に有名なのが謎の「石の宝殿」。
気になるのでいつかは行ってみたいです。
でも今回は自転車旅なのでスルー。
たつの市へ突入。
シーサイドロードがだんだんと近づいてきます!
道の駅「みつ」にてトイレ休憩。
海鮮BBQなどもでき、この界隈では人気の道の駅です。
すぐそばに海が見えて、ここだけでもすでに絶景でしたよ💛
いざ!シーサイドロードへ!でも・・・ごめん。
道の駅「みつ」あたりからが「はりまシーサイドロード」です。
走りながらだんだん海が見えるようになってきた!!!
ここから徐々に坂を上っていきます。
海を見下ろすような形で絶景を見ながら走ることができました!!!
めちゃくちゃ良かったです!!
ん?
ちょっと坂がキツくて・・・💦
止まって写真を撮る余裕がなかったんです・・・💦
ロードバイクに乗るサイクリストってやたら坂道を登るのが好きな人が多いんですが、私は坂道大嫌い派。
アレですね、はりまシーサイドロードはバイクか車で行くのが一番いいですね!
ごめん・・・
やたらペーロン推しな相生市を駆け抜ける
はりまシーサイドロードが終わると平坦な道に戻ります。
シ時々目に入る謎の看板。
「ペーロン」
ペーロンって何?
と半ば失笑しながら走っていたら見つけました!
どうやらこのボート競技が「ペーロン」。
漢字で書くと「白龍」。
たぶんこれは中国語読みしてるんだと思います。
(中国語で「白」はパイ、「龍」はロン。)
※後で調べたら私の予想はあっていたみたいです!イエーイ!
そこからはペーロン公園・ペーロン温泉・道の駅「白龍城(ぺーろんじょう)」など。
やったらペーロンばかりを見ながら走りました。
ペーロン祭り、見に行ってみようかな、、、
お待ちかねのグルメタイムは坂越の「坂利太」
相生市を越える時も結構きつめの峠を越えたのでもうヘロヘロ。
ようやく赤穂市へ入りました!
赤穂に着いたらどうしても行きたい店があったんです。
坂越にある「坂利太」(サリータ)というアラゴスタの専門店。
アラゴスタって何?
アラゴスタはイタリア語で「伊勢海老の尻尾」のこと。
イタリアで伊勢海老て!
と思うかもしれませんがイタリアにもいるんでしょうね伊勢海老と同じエビが。
形が伊勢海老の尻尾に似ていて、パイ生地に似た生地で焼き上げたお菓子が「アラゴスタ」です。
この坂利太ではこのアラゴスタを使ったスイーツを販売しています。
特に人気があるのが世界初の「アラゴスタソフトクリーム」
どうせ坂越を通るなら絶対に食べてみたい一品でした!
サクッとしているようなしっとりしているような不思議な食感!
めっちゃ美味しい!!
サイクリングで疲れた体にソフトクリームの甘さが染みわたります。
坂利太(サリータ)
◇住所:兵庫県赤穂市坂越2083
◇アクセス:JR播州赤穂駅から車で12分
JR坂越駅から徒歩20分
◇電話番号:0791-48-8658
◇営業時間:10:00~17:00
◇定休日:火曜日、第1水曜日、第3月曜日
ついに絶景天然風呂「銀波荘」へ!
アラゴスタソフトクリームで癒されたところでサイクリング再開。
もう坂道は嫌なので平坦な道を選んで走ります。
坂利太から銀波荘まではおよそ6km。
あと少し!!
無事、赤穂温泉銀波荘に到着しました!!!
銀波荘には駐輪場がないのですが、自転車をバラして専用の袋に入れた状態ならフロントで預かってもらえます。
銀波荘の前で記念撮影。
銀波荘は絶景露天風呂が大人気のちょっぴり高級なお宿。
めちゃくちゃ良さそうでしょ?
泊まってみたくなるでしょ?
でも私にそこまでの経済的余裕はありません。
日帰り入浴だけで充分!
さっそく行ってみましょう!
おっとっと!
ここから先はさすがに撮影禁止。
銀波荘公式サイトからの画像でお楽しみください!
もう凄かった・・・
完全に時間が経つのを忘れるレベル。
最高です、最高。
最&高です。
目の前に広がる海。
とてつもない解放感。
忘れられない時間。
これはもはや文章では表しきれないし、写真だけでも伝わらない。
ぜひ、この銀波荘の露天風呂に入りに行ってみて下さい!
銀波荘 日帰り入浴
絶景天然温泉で汗を流し、また汗をかく
ここまでで、今回の絶景温泉のお話はおしまい!
と、言いたいところですが旅はまだあと少し続きます。
銀波荘を出発してから播州赤穂駅までは再び自転車で向かわないといけません。
一度ばらした自転車をまた組み立てる。
そして播州赤穂駅にて、組み立てた自転車をまたバラす。
自分で言うのもなんですが私はポンコツです。
本当に不器用なんですよ。
バラす、組み立てるの作業だけでもう汗だく。
しかも自転車のチェーンオイルがついちゃって指先は真っ黒・・・
「せっかく温泉に入ったのに・・・」
そんなちょっぴり切ない思いとため息と共に電車で帰りましたとさ!
以上、みおさんでしたー
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