ひとり旅してみたいけど、やっぱりちょっと不安。
そんな人も多いかと思います。
私もよく言われます。
「みおさんみたいに一人でいろんな所に行きたいけど、やっぱり一人だと寂しそうだし不安」と。
というわけで今回は「ひとり旅の不安」についてのお話です!
ひとり旅の不安を解消するポイント
一人旅の何が不安なのか?
一番多いのは「寂しそう」というやつですね。
あとは「治安」「トラブルに遭ったらどうしよう?」「お金がかかりそう」あたりでしょうか?
私が初めて一人旅に出たのは19歳の時。
英語もロクに話せないのに一人でアメリカ(サンフランシスコ)に行きました。
それ以降、東南アジアを中心とした海外や国内旅行のほとんどを一人で楽しんでいます。
幸い、トラブルらしいトラブルに遭ったことはほぼありません。
一度ベトナムでメコン川に拉致されたくらいです。
でもメコン川に無理やり観光に連れて行かれて、ちょっと多めのガイド料を請求されただけなのでどうってことありません。
身の危険は一切なかったし、一応観光はできましたからね(笑)
これは海外一人旅において、誰もが一度は通る通過点だと思ってます。
今回は国内旅行を前提に話をしていきますが、海外でも同じこと。
それではひとり旅の不安について勝手に語ります!
不安①一人は寂しそう
まずは一番多い不安。
「一人は寂しそう」。
まずそもそもひとり旅は「ひとり」で行くものだから慣れるまでは「寂しいのは当たり前」くらいに考えておいた方がいいです。
「寂しそうだから」と行かないままでいるのはもったいない!
一度行ってみて「寂しくて無理!」と思えば2度とひとり旅に出なければいいだけのこと。
やる前から不安になりすぎず、ひとり旅の世界に一度でいいから飛び込んでみて欲しいです!
SNSを活用しよう
旅の道中に起こる様々な出来事、素敵な景色、美味しい食べ物。
それを共有できる仲間がいない、それが「ひとり旅」。
大丈夫、今はSNSという超便利で楽しいものがあります。
誰かと共有したければSNSに投稿しましょう!
私がひとり旅をするようになった頃はまだスマホもなければSNSなんて存在もしなかった頃。
でも旅の途中の様々な出来事を、帰ってから誰にどんな風に話そうかと考えるのは楽しみの一つでした。
「この話、みんなにしたらウケそう!」なんて思ってニヤニヤしながら旅をするのは今も変わらないです。
頭の中で好きなだけ自分と会話をしよう
あと、話し相手がいないと寂しいと感じるかも知れません。
でもそれも自分の頭の中でしゃべり続ければ大丈夫(笑)
私もひとり旅の道中、頭の中でめっちゃ喋ってますから。
「向かいの席に座っているおじさん、カツラじゃね?」とか。
くだらないことばかり頭の中でしゃべっていますが、そうしていると「会話する相手がいなくて寂しい」と感じる暇もありませんよ!
「一人」に慣れると人生の自由度は高まる
ひとり旅が寂しいって言っても、何回かひとり旅を経験すれば「ひとり」にも慣れます。
それにひとり旅の良さを実感できれば、ちょっとくらい寂しくても「また行きたいなぁ」なんて思ってしまうもの。
ひとりで旅をできるって強いし、自由です。
自分だけで行きたいところに行けて、食べたいものを食べれる。
もちろん同行者がいればワイワイと相談しながら決めることができます。
それはそれで楽しいもの。
でも時には
「本当はこれが食べたかったのに」
「本当はここに行きたかったのに」
というモヤッとした気持ちが残ることはありますよね?
ひとり旅なら、そういうモヤッと感なしに楽しむことができますよ♪
本当に寂しいかはやってみないと分からない
また、「ひとり旅をしてたら寂しい人間と思われそう」と人の目を気にする人もいます。
でもね、人生って短いんです。
人の目を気にしてやってみたい事を躊躇していたら、あっという間に人生終わっちゃいますよ。
誰のための人生ですか?
本当に寂しいかはやってみないと分からない。
やる前から考えすぎて結局やらないことを選ぶ人はとても多いです。
でもそれって実は「やらないための言い訳」を探しているだけで本気でやりたいわけじゃないんです。
不安の9割は実現しません。
私たちが勝手に不安がっているだけで、起こらないことの方がはるかに多いんです。
だから本当にひとり旅をしてみたいと思うのなら、まずは一度やってみましょう。
楽しくなかったら、ひとり旅は一回きりで終わればいいだけの話。
それはそれで「自分にはひとり旅が向いていない」と分かっただけ、収穫アリですよ!
不安②治安・トラブルへの不安
この日本において特別治安が悪い都道府県というのはないと思います。
ただし、気を付けるべき場所というのはあります。
深夜の繁華街だったり、人のいない場所だったり。
でもこれって普段の生活でも同じことですよね?
ひとり旅に出会いを求めるな
旅に出た解放感から、旅先で羽目を外す人とかたまにいますけど、少なくともひとり旅ではやめておきましょう。
たまに「現地の居酒屋さんで一人酒をしながら地元の人たちと仲良くなるのが好き」という人もいます。
なんて言うんでしょう、「ワカコ酒」的な。
それで仲良くなって旅の思い出が増えることもあるかとは思います。
でもやっぱり避けた方が無難。
お酒の勢いでトラブルに巻き込まれたり、ついつい飲み過ぎて・・・なんて危険ですよね?
地元の人と仲良くなるって素敵ですけど、それをあえてひとり旅の中でしなくてもいいと思うんです。
ただしコミュ力が高くて、キリのいいところで「じゃあ私そろそろ帰りまーす!」とスパッと切れるスキルがある人ならアリかもしれませんね。
基本的にひとり旅に出会いを求めるのは危険です。
旅行者同士でも気を付けよう
旅先で同じようにひとり旅をしている人に出会うことがあります。
特に宿泊客同士のコミュニケーションが盛んなタイプのゲストハウスなど。
情報交換などはいいのですが、中には「じゃあ明日一緒に〇〇に行こうよ!」などと誘ってくる人がたまにいます。
ひとり旅初心者の場合、やっぱりどこか心細いので「一緒に行けるなら安心だし!」と思うかもしれません。
ただ、念のため覚えておいてください。
出会って間もないのに「一緒に行動しよう」と誘ってくるタイプの旅行者は
非常にクセの強い人が多い。
これはマジです。
男女関係なく。
「女性だし大丈夫かな」とか思わない方がいいです。
(もちろんめちゃくちゃいい人もいますよ!)
だから私はもう若くもないし、ゲストハウス系は基本泊まりません。
ちょいちょい変わった人に出くわすから(笑)
「知らない人との出会い」の数が多いほどトラブルの可能性は増えるということは意識しておいてください。
せっかくのひとり旅なんだから、ひとりを楽しみましょう。
交通機関や天候のトラブルは諦めるしかない
電車や飛行機の遅延・欠航。
急な悪天候のため移動できない。
こういうトラブルは避けにくい面があります。
素直に諦めましょう(笑)
もし遅延や欠航などのせいで予定の日に帰宅できそうにない場合は、ちゃんと家族や会社に連絡しましょう。
特に飛行機の遅延・欠航はキャンセルや振り替え便の手続き、宿泊先の確保など少々面倒です。
とはいえネットで調べたら対応法などはいくらでも出てくるので大丈夫。
自分の都合に合う最善の方法を選択してください。
いざという時に「しまった!スマホの充電がもうない💦」なんてことになったら大変。
ひとり旅(というか旅行全般)の際はモバイルバッテリーは必須です!
旅行で使用するモバイルバッテリーは10000mAhはあった方がいいかと思います。
旅先でたくさん写真を撮ったり、SNSに投稿したりしていると結構バッテーリーを消耗します。
スマホ以外でもイヤホンなどの充電をする機会もあると思うので容量は少し大きめ方が安心!
安物のモバイルバッテリーだと接触不良を起こしやすく充電に時間もかかるので、Ankerのモバイルバッテリーがおすすめ。
信頼できるメーカーなので私も愛用しています♪
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不安④お金がかかりそう
複数で行く方が宿泊費用などは割安。
でも実際に割安になるのはホテル代くらいで、あとはそれほど変わらない。
ホテル代も割安にはなるけどそこまでの大きな差があるわけでもない。
旅行自体、お金がかかるものだからある程度は割り切る必要はありますよね。
旅先で何をするかにもよりますけど、旅行費用では交通費と宿泊代が大部分を占めることがほとんど。
どうにか節約したい、と思うのは当然です。
ホテルはセキュリティーと快適さも考えて選ぶ
宿泊するホテルを選ぶときは「トラベルコ」で検索すれば比較検討しやすいので私は良く利用しています。
あと新幹線を利用する旅なら日本旅行、ホテルだけ予約する場合は楽天トラベルが多いかな、という感じですね。
こちらも一応リンクを貼っておきますね!
もちろんとことん宿泊費を安く抑えたいのならゲストハウスやカプセルホテルなども選択肢としてはありますが・・・
若ければそれもアリかも知れません。
でもアラフォー世代はもう普通にホテルに泊まりましょ♪
ゲストハウスもカプセルホテルも色んな意味で疲れる面があります。
バス・トイレ共用とか。
平気な人は平気なんでしょうけど。
私は苦手です。
カプセルホテルも女性専用フロアがあるホテルは多いのですが、なんか雰囲気が殺伐としている気がして苦手です。
ゆっくり休むどころか逆に疲れてしまう・・・。
私はたいてい5000円~8000円以内のホテルを選んでます。
これくらいの金額でセキュリティ、快適さは十分確保できますよ!
交通費を抑えたければ青春18きっぷ!?
交通費に関しては、私のイチオシは「青春18きっぷ」。
1日2410円でJR(新幹線・特急除く)乗り放題です。
ただし、期間や回数などのルールがあるのでいつでも使えるわけではありません。
あと新幹線・特急が利用できないことから移動時間が長すぎるという欠点。
現地滞在時間が2時間くらいしかなかったときもあるほど(笑)
私はこの青春18きっぷをよく利用しますが、もはや旅行を楽しむというより「ネタ」に近いものがあります。
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JRや私鉄は調べると通年・期間限定などでお得な企画きっぷを販売していることが多いです。
旅行に行く際は、各鉄道会社のホームページをチェックしておくといいですよ!
たとえばJR西日本では7月19日~9月30日の期間内で「サイコロきっぷ」という企画きっぷを販売しています。
これはサイコロの目を7つの目的地に振り分けて、サイコロを振って出た目の目的地に往復5000円で行けるというお得きっぷ。
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超お得きっぷ・往復5000円!サイコロきっぷにエントリーしてみた
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このような企画きっぷがいつの間にかシレッと販売されていることがあるので、Twitterなどで旅行会社や鉄道会社をフォローして情報収集しておくのは大事ですね!
旅にお金はかかります。
自分のお財布事情と旅の目的によってどこを抑えるか、どこに使うかを自分で決める。
これもひとり旅の醍醐味の1つ。
すべて自分次第ですから!
責任感とゆるさを持っているとひとり旅はうまくいきやすい
ひとり旅だけが特別そういうわけじゃありませんが、結局「自己責任」。
特に人とのトラブルは自分の行動に大きくかかっています。
ひとり旅である以上、誰かのせいには簡単にできません。
誰かのせいにできたとしても、トラブルが起こってしまっては元も子もない。
特に女性のひとり旅ですから。
「自分の安全は自分で確保する」
その強い気持ちと責任感は持っていたいものです。
もちろんそれでも予期せぬトラブル・失敗はあります。
予定の電車に乗り遅れたり。
寝ぼけてて降りたかった駅とは違う駅で降りてしまったり。
予定とは逆方向の電車に乗ってしまったり。
行きたかったお店が定休日だったり。
カバンの中に次の日の着替えが入っていなかったり。
うん、そうだね。
自分の不注意で、防げたはずのミスをしてしまうこともあります。
誰のせいにもできません。
とはいえ自分に厳しくしすぎていてはただしんどいだけ。
「多少の予定変更くらいなんとかなるさ!」
というゆるさも必要。
完璧な旅というものはありません。
些細なミス、些細なトラブルは気にしない。
でも大きなミスや大きなトラブルには繋がらないようにちゃんと注意しながら行動する。
もちろん誰かと一緒に行く旅行も楽しいです。
でも「誰かが一緒じゃないと旅行に行けない」となってしまうのは、少しもったいないかなと思います。
ひとり旅にはひとり旅の良さ・メリットだってありますから。
なので「ひとり旅やってみたいな~」と思っているあなた!
ぜひ挑戦してみてください💛
以上、みおさんでしたー