特急くろしおに乗って白浜に行くならパンダくろしおに乗らなきゃね!
と、思ったわけではないけれど。
職場の部下たちにそう言われたら、やっぱり乗るしかない。
幸い始発の特急くろしおに乗ろうと思っていたら、それがパンダくろしおでした。
JRは在来線はよく乗るし、新幹線も時々乗ります。
でも特急って意外と乗る機会がない。
しかも今回は自転車も一緒。
少し緊張しながら特急くろしおの旅が始まりした。
「パンダくろしお」が人気の特急くろしお
2回目のサイコロきっぷを振って当たった場所「白浜」。
白浜と言えばアドベンチャーワールド、とれとれ市場、千畳敷・・・
それくらいしか思いつかなかったので、とりあえず自転車を持って行くことにしました。
私は自転車さえあれば、どんな場所に行こうと楽しいので💛
和歌山県は自ら「サイクリング王国」を名乗るサイクルフレンドリーな県。
2回目のサイコロきっぷの旅も自転車旅になりました。
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「パンダくろしお」ってどんな特急列車なの?
特急くろしおは京都・新大阪から和歌山の白浜や新宮などに向かう特急。
「パンダくろしお」は特急くろしおのラッピングカーです。
和歌山と言えば「白浜アドベンチャーワールド」そしてそこにいる「パンダ」が人気。
というわけで、車両をパンダ仕様にラッピングした「パンダくろしお」が誕生したのです。
どうせ特急くろしおに乗るなら「パンダくろしお」に乗った方がなんとなく盛り上がりますよね(笑)
「パンダくろしお」の運行スケジュールは?
パンダくろしおの運行スケジュールは日によって変動します。
一番確実なのはTwitterで確認する方法。
— パンダくろしお運行スケジュール【公式】 (@JRpandakuroshio) October 15, 2022
でもTwitterで発表されるのは翌日の運行スケジュール。
事前にパンダくろしおを予約したい時はハッキリ言って役立たずです。
私の調べによると、、、
毎日「パンダくろしお」だと確定しているのは1号、4号、25号、26号。
1号車が新大阪の始発です。
私はこの1号車に乗りましたが、間違いなくパンダくろしおでした!
時刻に関しても日によって微妙に違うので、JR西日本のホームページで確認するのが確実です。
パンダくろしおの車両ってどんな感じ?
まずパンダくろしおは6両編成です。
繁忙期には京都・新大阪~白浜間のみ9両編成になることも。
全席指定です。
先頭の1号車がグリーン車。
(1号車の前方半分だけがグリーン車の車両もあります)
5号車は女性専用車。
実はこのパンダくろしお、どうやら2種類あるようです。
1つは「Smileアドベンチャートレイン」
そして2020年7月にデビューした「サスティナブルSmileトレイン」
ざっくり区別すると以下の2つの違いがあります。
- ラッピングの柄が違う
- ヘッドカバーの柄も微妙に違う
まぁ正直、よほどのこだわりがない限り「どっちでもいい」ですよね(笑)
各車両の扉も様々なデザインがあります。
それではこのパンダくろしおに乗って白浜への旅へ出かけましょう!
パンダくろしおで白浜へ!
私が乗車したのは始発の特急くろしお。
始発のくろしお1号は毎日パンダくろしおで運行されています!
新大阪発の特急くろしお1号車、ホームは要注意!
特急くろしお1号は7:35発。
新幹線に自転車を載せて移動したことは何度もありますが、特急は初めて。
なんとなく緊張して6:30くらいには新大阪に着いてしまいました(笑)
ちなみに家から新大阪までの移動も自転車。
7:00過ぎに特急くろしおが発着する3番ホームへ下りました。
まだ人が少ないかと思ったホームは意外な事に既に並んでいる人が!
なんで?と思いましたが、実はこのホーム「特急はるか」も発着しているんです。
なので和歌山に行く人以外のお客さんもたくさんいたわけです
同じホームなのでうっかり間違えて特急はるかに乗ってしまわないようにお気を付けください!
私のようなポンコツは本当にそういうミスを犯しがちなので、かなり気を付けました(笑)
しばらく待つとパンダくろしおがホームに到着!
なかなかかわいいですね💛
すぐに乗れるのかと思いきや車内清掃などでなかなか乗れませんでした。
私は大きな自転車を抱えているので車両の一番後ろの座席を予約。
席の後ろのスペースに自転車を置くためです。
ようやく扉が開き乗車開始。
やっぱり新幹線ほどのスペースはなく、ギリギリ自転車が入る程度。
座席のリクライニングを倒したらつっかえてしまう感じです💦
隣に座ったおじさん、ごめんなさい!
さぁ白浜に向けて出発!!
ほぼ満席の特急くろしお、でも和歌山駅からはガラガラ
新大阪を出た特急くろしお。
この時点での乗車率はそこまで高くなかったのですが、天王寺駅からはほぼ満席。
「みんなサイコロきっぷで白浜に行くのかな?」と思いましたがよく見るとスーツ姿の人も多い。
和歌山駅でスーツ姿の人たちはごっそり降りて行きました。
特急くろしおって結構ビジネス利用されているんですね。
ヘッドカバーから察するに私が乗ったパンダくろしおは「Smileアドベンチャートレイン」の方。
和歌山駅を過ぎ紀伊田辺駅あたりからは車窓から太平洋が見えるようになりました!
水平線までずーっと何もない海が広がります。
しばしの間、雄大な太平洋を眺めることができますよ💛
海が見える側の座席を取りたい方は進行方向右側の列の席を予約してくださいね♪
新大阪から約2時間半。
ようやく白浜に到着です。
おっと、電車を降りるその前に。
1つ注意点がありました!
特急くろしお号って走行中かなり揺れるんです。
座っている間はそんなに気にならないのですが、トイレに行くときなどに通路を歩くともう大変。
真っすぐ歩けないくらい揺れる瞬間があるのでくれぐれもご注意ください!
めでたく白浜に到着!
和歌山駅からはガラガラになりましたが、白浜でほとんどの乗客が下りたのではないでしょうか?
そしてそのほとんどがサイコロきっぷを利用している人じゃないかと私は睨んでいます(笑)
白浜駅で下車すると真っ先に目に飛び込んできたのがサイクルラック。
さすが「サイクリング王国・和歌山」!
実は特急くろしお号では2022年10月1日より新しい試みが始まりました。
その名も「特急くろしおサイクル」!!
自転車を電車に載せる際は専用の自転車をばらしたりして袋に入れて乗車しないといけません。
この「特急くろしおサイクル」は自転車をばらしたり折りたたんだりすることなくそのまま車内に持ち込めるというもの。
そのままとはいえ、無料で貸し出してもらえる専用の袋に入れる必要はありますが。
ただしこれは白浜~新宮間のみのサービス。
正直、大阪から新宮までサイクルトレインにしてもらわないとあまり意味ない気が・・・
という、自転車に乗らない人からしたら全くどうでもいい話はここまでにして(笑)
白浜駅ではかわいい黒潮しららちゃんがお出迎え。
パンダを抱っこしたりおぶったりしている姿がとってもキュート。
でもパンダって意外と凶暴って聞いたことがあります。
しららちゃんがパンダに襲われないことを願いつつ外へ。
白浜は初めてなのでドキドキです。
この駅から自転車旅が始まりますが、その話はまた次回に💛
以上、みおさんでしたー